「………パズーって俺のこと?」
青年は苦笑い。
ぎぃあああああ!?
な、なに恥ずかしいこと言ってんの?!あたし、ばか!?
初対面にそんなこと言って何がしたいわけ?!
熱あるんじゃないの?!
ホラ!心なしか頭痛い気がするし、動機もするじゃない!!
汗も尋常じゃないくらいか…いて……
ドサっ!!
突然視界がグニャリと曲がっって、立っていられなくなり体を地面に叩きつけた。
何が起きたのかわからなかった。
(え…、なんで?あたし倒れたの?)
体が打ち付けられたせいでジンジンと痛む。視界はどんどん暗くなる。
「!!、お、おい!」
意識が朦朧とする中、青年の声とオコジョのきゅー!!って声を聞いた。
そして、あたしは意識を手放した。
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