ガッ!!


だれが吹いているのかわからないがうっとり聞きいっていたせいで木の根っこに躓いた。


「きゃあ!」


なにくそ、こけてたまるか


無理矢理足を前にだし、こけるのを阻止したはいいが、


「おっとっと…?ぎゃあ!」


結局こけた。






「痛たたたた」

起き上がると森をぬけていた。
昼にみた草原が目の前にまた広がる。


ふと目をやると、広い草原の中に大きな岩があり、その上で青年がラッパを吹いていた。


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