「いや、いいよ。お礼なんて。本当になんにもしてないし。声かけただけじゃん(笑)」
そういってクスっと笑った。
そしたら私の胸がキューーーンって締め付けられて・・・
苦しくなった。
「ダメです!なんかさせてください!私の気がすみません!」
必死になる私を笑いながら答える。
「分かったよ。なら、今から言う俺の質問に答えてね」
「はい・・・わかりました・・・」
訳が分からないまま首をかしげて答える。
「じゃぁ、まず、何歳?」
「15歳です!」
「お~俺と同じ年じゃん。じゃぁ、どこの高校?」
「○●○●高校です!」
「えっ、マジで!?じゃぁ・・・俺と同級生じゃん!」
「えっ!?あなたも○●○●高校なんですか?」
そういったときに確信した。
これは運命なんだ!
今まで運命とか信じたことないけど――――
この人と出会えたのが運命って言うなら・・・
信じてみてもいいかも!!!!