「やっと終わった・・・」
部屋の片づけが終わったのはその翌日。
見渡してみると意外に綺麗。
「うん!上出来!」
私はそんなことを一人でいいながら、ベットに横になる。
引っ越しの片づけが終わって肩の荷が下りたのか、私はすぐに眠りについてしまった。
それからどれくらいたったのだろうか・・・?
外を見ると真っ暗になっていた。
電気をつける。
電気をつけてすぐ。
窓からガタガタと音がする。
何だろう?と思って窓の方へ言ってみると誰かがいた。
「う゛ぁーーーーー!!!」
夜中にも限らず大声で叫んだ私。
すぐにお父さんとお母さんが上がってきた。
ドアを開けると同時に窓の方のカーテンを閉める。
「どうしたのっ!!??」
息を切らしながら尋ねる。
「窓っ、窓の所に・・・誰かっ、いる・・・!!!!!」
私がそういうとお母さんとお父さんがカーテンを開け、窓の外を確認した。
「誰もいないじゃない。もぅ。心配かけないでよね。お母さん達もうねるからね。」
「さっきはいたんだけどなぁ・・・おやすみなさい」
バタン――
さて。本当にいたんだけどな・・・
私は心の中でそういってカーテンを開ける。
するとそこには――――