「近いと判明したとこで、最寄り駅まで送っていきます。」
「…ありがとう。
でも、なんで今日に限って?」
「大剛に
『女の子はちゃんと送らなきゃダメだ』
って言われたんだ。」
子犬みたいに柊くんが言った。
この時、私はまだ大剛さんを知らなかった。
柊くんの話によく出てくる大剛さんは、柊くんのお兄さん的存在の人みたい。
「会ってみたいな。」
って言ったら、
「じゃあ、今度みんなで遊ぼう!!
俺の家来なよ!!」
なんて柊くんの家に行けることに。
ラッキー。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…