「大切なものって誰でも1つは持ってるでしょ? 大剛さんは大切な人のために音楽を諦めた。 だけど、柊くんは音楽を諦めるなんてできない。 柊くんのなによりも大切なものは『唄うこと』なの。」 柊くんは絶対に相手を悲しませるようなことはしない人。 いなくなったら、私やみんなが悲しむって分かってた。 それでも、やっぱり音楽は捨てられなかった。 柊くんの最初で最後の我が儘。