次の日の朝、起きて
リビングまで行くと
兄貴は既に起きて
朝ご飯を食べ終わって
いたとこだった。







「おっはー♪相変わらず起きるの遅っせーな〜」







『あぁ?朝からケンカ売ってんの?』







「いえ…何でもないです…」

弱いな






母「沙羅、おはよー♪ご飯食べるでしょ?」







『おはよー。食べるよ♪』







「お前、俺の時と態度が全然ちげぇし!!お兄様をなめとんのか!」







『はぁ?何がお兄様じゃ!あつかましい男やのー』





「俺はあつかましい男じゃないはずや!」






兄貴の言葉を
無視して朝ご飯を
食べ始めた。





食べ終わる頃には
兄貴は仕事へ行く
準備ができていた。





「沙羅、送ろか?」






『え〜…送ってもらおかな。』






あたしは急いで
着替えたり髪を
セットしたりして
準備した。





慌てて階段を降りて
靴を履き、玄関を
飛び出した。







バタン!






『ゴメン、兄貴!仕事間に合うの?』






「気にすんな。余裕♪」






車に乗り、あたしは
兄貴の仕事の時間を
気にしていた。





『あたし途中で降りようか?』





「何言うてんのや!間に合うし通り道やから大丈夫やて♪」






兄貴の言葉を聞いて
少し安心した。
間に合うならいいけど…





あたし、今日は
いつもより
起きるのが遅かった
からなー…。









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