「あたしも最初は芸能学校に入る予定だったの…なのに」

パパから突然電話が来て…

『ごめん!芸能学校が定員オーバーだったんだ!
だから普通の学校に入るんだけど…いいよな?』

『えっパパ待っ…』

ブチッ
『プープー…』

「で、バレたらマズいからこんな変装しなきゃなんないの…」

「芸能人も大変なんだな」


「もーやだぁ…」

「まっとにかくお前は俺の女な?龍って呼んで。」

「…はい。」

「じゃあな。奈月」


ちゅっ

なに…口に当たった物は…

「………。」

「ぎぃやあーーー!!!!!!」

あたしの叫びが学校中にこだましたのでした…