「そっか・・・お前がもう俺のこと好きになれないなら別れたほうがいいな」



そう言って俺はあいつの前から立ち去った。





それから俺は荒れた。


元々顔が良い俺は、すぐに女が集まった。



何回抱いただろう。


何人抱いただろう。



数え切れないほど欲望を吐き出した。





でも、忘れられなかった。



傷の痛みは癒えなかった。



本気だったから・・・




でも、俺は元カノの温もりを忘れた。




由実がいる。



今は由実で心も体もいっぱい。