「ふざけんな・・・嘘だろ」



「嘘じゃないよ。・・・ごめん」




嘘であって欲しかった。



嘘だよって笑って欲しかった。





もう、お前と・・・一緒に歩いていけないんだな。



いつも一緒だったのに・・・。





好きなのに。


4年間・・・他の女に気持ちが揺れることは一度もなかったのに。




なのに・・・なんでだよっ・・・。






どうして恋は、愛は、こんなにも儚いものなんだろう。



一生懸命咲かせようとしていた花が、急に枯れていく感じがした。




いや・・・もうとっくの前に枯れてたんだな。