でも、キツかったんだろうな・・・
ついに俺は爆発してしまった。
由実が久々に俺の家に来たときだった。
「そういえば、近くにめっちゃうまいアイス屋あるんだわ。明日休みだし行く?」
最近デートというものをしていなかった俺達。
だから誘ったんだ。由実はアイス好きだから。
喜んでくれると思って・・・
「元カノさんとは・・・行ったことある?」
何回・・・いや、何百回聞かれただろう。
この言葉。
糸がプチンと切れた感じがした。
「お前さ、元カノ元カノってしつけぇんだよ!俺は由実が好きって言ってんのに・・・信じられねぇの!?」
由実の体が震えている。
泣きそうな顔をしていた。