「…っ、泰ちゃん」



ごめんね、ごめんね。

泰ちゃんが大好きです。

あなたが愛しくて愛しくたまりません。


こわいくらいあなたが愛しいです。






腕の力が緩む。

目と目が合った。




「キス…していいですか?」


泰ちゃんが照れながら言う。


「ふふっ…。なんで聞くの」



「そりゃ…。拒否されたら恐いじゃん。男は結構デリケートなもんなんだよ。
蜜葉が嫌なら…」



「嫌じゃない。泰ちゃんだからいいの。
泰ちゃんじゃなきゃ嫌」





少し照れながら微笑む泰ちゃん