それって………?
俺の戸惑いの声には気にせず、蜜葉は話し続けた。
「さっきも言ったけど、泰ちゃんが出て行ったって聞いて、消えちゃうかと思ったらすごく怖くなった。
探しに行こうって家出たけど、あたし、泰ちゃんが行きそうなところなんて全然わかんなくて…。
ここで待ってて、すごく悔しかった。あたしは泰ちゃんの何にも知らないんだって…」
蜜葉がそんなことを考えてたなんて、全然知らなくて…。
俺、何勝手に自分で解決させようとしていたんだろう…?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…