「…蜜葉ごめん。あたし、そこまでいくともう笑えない」


休み時間


あたしは日和に痛めつけられていた。



「もう言わないでぇ!あの後あたしがどれだけ恥ずかしかったか!」


もう出来れば存在を消したかったよ!
穴がないなら自分で掘って消えたかったよ!!



「いくらなんでも授業中に出ちゃダメでしょ…。
それにしても、幸せそうな顔してたよ蜜葉。とってもマヌケな顔してた」


「ぎゃああ!言わないで!忘れて!!」



この子鬼だ!
可愛い仮面被った鬼だ!