─終人side─




ピンポーン



おっ来たか。


カチャン


「よぉ。ちゃんと来たんだな。」
「…染めるためにね。」
「まぁ入れよ。」

「お邪魔しまーす…」




愛奈はミニスカートをはいてた。


細くて白い足が目立つ。
隼斗の女じゃなかったら完璧に襲ってたな。




「座れ。」
「うん。何色に染めるの?」
「ん?変な色。」
「えっ!?」
「嘘だよ。ちゃんとした色に染めてやるよ。」







愛奈の髪に触れる。



サラサラで一本一本が細い。
シャンプーの匂いがまだする。






やべぇ…
俺、たもてるのか?































数分後


染め終わった。

「何か霧島、美容師さんみたいだな。」
「ははっ。いらっしゃいませぇ~(柳原加奈子風)ってか?(笑)」
「ははっ似てるー(笑)」





濡れた髪を乾かす。