休み時間、アタシは憂鬱な気分で外を見ていた。




隼斗いないと寂しいし。。
つまんない…



「岩崎さん…だよね?」
「へっ!?」


話しかけてくれたのはサラサラストレートのショートカットの髪の子。

か…可愛い…


「アタシ、梅野留衣。留衣でいーよ♪愛奈って呼んでいい?」
「うんっ」



やったあぁ♪
友達できたっ!







「愛奈ぁ一緒に帰ろ?」
「いいよーっ」




数日後、それから留衣とはよく遊ぶ仲になっていった。





「じゃまたねー」
「うんっバイバイ」




カチャン


「お?」



後ろから声がした。

































「うわっ!?霧島終人っ!?」


「何でフルネームなんだよ(笑)終人でいーよ。」
「…じゃあ霧島って呼ぶ。」
「…ま、いーよ。」





あんま話したくないなぁ…
要注意ってわけだし。


あー早く隼斗に電話しよ。




「なぁ。」
「…」
「返事なし?」
「何」
「俺の家来ねぇ?」
「はぁ!?嫌だしっアタシには彼氏いるからっ!」
「ふぅーん。」