「そいや俺、自己紹介してへんかったな!俺、吉良隼斗(キラハヤト)。隼斗でいーで。岩崎ちゃんのコト、愛奈って呼ぶな♪」
「う…うん。」


何か隼斗?のペースにのまれてる…

万由Help me!


「ちょっと!大阪弁男、愛奈を1人じめしないでよね!ア・タ・シ・の愛奈なんだから!!」

万由は自信ありげに上目線で隼斗に言った。

「えぇやん。愛奈は皆のもんや。1人じめしてへん。」
「あんたはあの男子と話しときなさいよ!」
「へいへーいっ」


隼斗はしぶしぶ美男子のほうへ向かった。


隼斗って面白いなぁ~



「万由強いね」
「まぁね。これでも家元はヤンキーの頂点極めてたからね♪」
「な…えぇ!?」



まっ万由の家元、ヤンキー極めてるとか…



話に着いていけない…




「なぁ~」


隼斗が話しかけてきた。


「この4人で自己紹介してけへん?」






別に悪くない提案なのでアタシと万由は頷いた。