「愛奈?」
「!!!!?…あっ仁」
「何か真剣に考えてたけど…どうした?」
「まぁ…何か…」
「告白するわけ?」
「えっ!?///」
「あったりぃ♪顔見れば分かる。ホストだから。」
「そっか。」


ホストは何人ものお客さん相手に接客する仕事だし、顔見れば分かるのは当たり前か…

それともアタシが分かりやすいだけ?f(^ー^;
















仁は花壇に腰をかけた。




「俺さ、彼女のためにホストしてんだ。」
「……え?」
「安也子、俺と2人で此処に来てさ、しばらくしたら安也子が白血病になって…俺、金ためてんだ。」
「そうなんだ…大変だね」
「まぁな。つまりさ、俺が言いたいのは、ホストの中には色んな事情で働く奴がいるってコト。俺、チャラそうって思われやすいから。」
「そんなコトないよ!」
「ありがとう。じゃあ告白頑張れっ!」





仁の彼女、安也子さんって言うんだ…
仁、すっごく一途なんだろうなぁ…
"安也子"って名前呼ぶ時、幸せそうだった。








アタシも結ばれて、幸せになりたいなぁ…