｢ねぇ葛城くんて、何処かのお偉いさん？｣

アタシは思いきって聞いてみた。

｢…家元が極道で有名だ。｣
｢ごっ極道!?何でそんな人がこんな高校に？｣
｢は？良く言えば悪人を成敗するようなもんだ。分かるだろこのくらい。｣
｢え｡｡じゃあヒーロー的な？｣
｢まぁそれも悪くはないな。｣

葛城くんはニヤッと微笑む。
悪魔みたいだ…


アタシは思わずぞっとした。


ｶﾞﾗ
｢おはよーっ♭｣
｢騒がしいぞ隼斗。｣
｢まぁまぁカリカリすんなよツッキー♪｣
｢そのアダ名やめろ。｣
｢いーやんピッタリやないかっ。あっ愛奈早いなぁ｣
｢おはよ。｣


何か目見ずらい…



抱きつかれたし
告白されたし？

まだ知り合ったばっかなのにさ。


｢愛奈、ツッキー、今日来てない奴ら全員来るで｣
｢何で…｣｢何故だ？｣
｢俺が引っ張って来てん♪こーみえて俺、番長やし！｣
｢｢………｣｣



はっ隼斗みたいなお気楽な人が番長っ!?









ってコトは













アタシ番長に告白されたわけーーーっ!?


あ、ありえないー(￣▽￣;)