そして次の日、隼斗のお葬式がおこなわれた。





隼斗がいない…






アタシはまだ受け入れられなかった。











お葬式が終わって家に帰った。








アタシはただ空を見てた。






隼斗は天国にいるんだよね?



アタシも今から行くよ…













アタシはカッターを手にとった。




















「愛奈っ!何してんだよ!」
「やめてっ!離してっ!隼斗に会いたいの!」
「よせっ!そんなの隼斗が喜ぶわけねぇだろ!?」
「いやっ!」




ギュ




「…死ぬな!」
「…き…り…しま…」
「死なれたら、俺が困るんだよ!!」
「……」




霧島はアタシを見つめる。




「自殺したら天国になんて行けねぇよ。」
「…でも忘れるコトなんてできないから…」
「忘れろなんて言わねぇ。ちゃんと覚えておけ、隼斗のコトを。」
「…う゛ぅ……」
「泣け。」
「…う゛ぅ~……グスン…」













ありがとう霧島…


















霧島のおかげで少し楽になれたよ…