「そう簡単に死んでたまるか」

そして二人は激しく攻撃しあう。
しかし、やはり殺し屋だけにナオの方が上。
シークはガードするのでいっぱいだ。

「シークったらあの生意気殺し屋に負けてるじゃない!」

こうなったら私も・・!

そう思いクラルは矢を3本抜き取り、ナオに狙いを定める。

「おっと。そうはさせねぇよ?」

「っ!!いつの間に!?」

いつの間にか背後にレイが居て、
剣をクラル首の前に出している。

「矢を放った瞬間、お前の首はなくなるからな」

渋々クラルは弓矢を下に下ろす。

「それに、俺らに矢なんか通用しねえよ」

「んなっ!!そんなの分からないじゃない!」

弓矢なんて役立たず、 そういう風に感じたクラルは侮辱されたことにキレた。

「弓矢をなめないでよね!!!」

“首狩り”の奴等って確かに強いけど、性格ムカツク!!!



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