相手がこちらを見たと
同時に門を抜けた私。




今までで一番悲惨な朝かも…



肩で息をして
中々呼吸が落ち着かない中
肩を叩かれた。



「おい。」



『え?なに?』





振り向いたそこには
いかにも不機嫌な
イケメンくん。




こんな人いたっけ?




綺麗な顔してんなぁ〜



あぁーでも
何考えてんのかわかんないかも…





「…〜から。って聞いてんのか、こら。」





『は?え?』




ヤバイ!
つい自分の世界に入ってた






「はぁぁ〜…まぁいい。
放課後生徒会室に来い。」




『え?なんで?』



そんな質問をした私に
奴は笑顔を向けて
去っていった。