もぉ〜なんなの!?
「…ん…あい?」
ドキッ!
『えっ?えぇ?』
なんでこいつ私の名前知ってんの?
てゆうか…
何今の声…///
不覚にも私は、
奴のかすれたセクシーな声に
ドキッとしまった。
なに!?なに!?
このドキドキ!!!!
「…ん〜」
ハッΣ(゚Д゚)!!!
ドキドキなんてしてる場合じゃないし!
もぅ起きるのか、力の緩くなった腕の中から脱出した。
もぅほんとなんなの!?
奴に背を向けながら
冷静になろうと必死になってると背後から声が聞こえた。
「おっ!来てたのか。」
『あんたが来いつったんでしょ!?』
勢いよく後ろを向くと
すぐ目の前には奴の顔。
「何怒ってんだよ?…てか顔赤いぞ?」
私は背の高い奴を
キッと睨んだ。