「…………。
……へ?」



優斗の、唇が離れた瞬間、拍子抜けの声が出た。

口をパクパクさせる俺を見て、ニヤリと笑う優斗。



「……直希の唇、柔らかい」



……ッ!

顔、火照ってるって俺!!
今2月だよな!?
暑い暑いぃぃい!!!汗











でも



嬉しい。



だから。





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