優斗が、廊下側の一番前にある席に、指定カバンを置いた。

俺の心臓は、かなり速いスピードでドクドク言ってるうぅぅう!!!


優斗から目を逸らせないでいると、優斗の元に凌が。



「優斗ー!!
これやるよっ♪」



えぇぇぇえー……。

……気のせいだよな。



俺は目をこすって、凌の手元を見た。





あれは



紛れもなく、チョコだ。



しかも、絶妙にはげている丸顔の、二頭身ヒゲじいさんが描かれているパッケージを見る限り……高ポイントだッ!!






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