たった今来た光の左手には、青がメイン色の紙袋。

紙袋の中心に、読めない感じの英文が金色で書かれているあたりが、高級感を漂わせる……。



゙大きさはそれ程ないけれど、お金はかけています、かなり美味でず……そんな雰囲気が、ラメ入りの紙袋と自信満々の光から伝わってくる。


光は俺と目が合うと、フッと鼻で笑った。


「直希、なんでお前光に笑われて……って、なに机にうつ伏せになってんだよ(笑

つーか、匠が持ってるのってナニ?」


匠!?

俺体制を立て直して、凌の視線の先をたどった。





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