「わ……悪いかよ｡
笑いたければ笑えば」

｢フﾌｯ!笑


……笑えばって言ったの直希じゃない!笑
そんな怒った顔しないの!

別に変だから笑ったんじゃない｡
大人になったなぁ､と思っただけ｡
誰かの為に必死になるなんて……お姉ちゃんとして誇りが高いよ｣



お姉ちゃん……。










上手く誤魔化しやがったな。

まぁ､この際スルーだ。
この部屋から追い出すことを考え……

｢ところで誰にあげるの?｣





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