「猫の分際で学校来んなよな」

「狐に言われたくねーな。
おめぇこそ来んな!」


口悪いな。
ホントに女か?


「あーはいはい、来ないであげる。
お前が来ないなら、だけど(笑」

「は、ヤダし!
お前よりバカになってたまるか!!」

「実際バカじゃん(笑」



火花が散る俺達。
いつものことなので、クラスメートは気にしない。


って、もう7時50分?!
優斗来ちゃう!!



「俺はお前に構ってる暇はねーんだよ」

「お前からふっかけたんだろ!!怒」



俺はチビを無視して、昇降口にむかった。




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