「べ、別に、騒がしかっただけで……。
優斗の為なんかじゃないんだから……か、勘違い、しないでよねっ!!」





えぇ~……。


光、優斗のこと好きなのかよ!
そしてまさかのツンデレ……。


嫉妬やライバル心より、もはや呆れ。

光は頬の色を変えず、よくわからない怒り方をして席へ戻った。



「光、顔赤かったけど何なんだ?」

「……どーだろな」



光の後に続くように、席に着いた。








……光をよく見てて、わかったことがある。



優斗にゾッコンだ。

理由はもちろんある。




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