学校から15分くらい経った所だった。
「そーいえばさー」
「んー?」
最近の由岐は顔も合わせない。
「Dearに新しいパフェできたんだよね」
「本当!?」
「うん」
ぱあぁぁって明るくなった由岐を見てつい笑顔にある俺。
「イチゴが多いからちょっと高いんだけどね」
「イチゴぉ〜??」
由岐はイチゴが大好きだから―…
「食べに行きたいな!!」
「言うと思った。」
「この前食べたけどすんげぇ甘くて最後まで食えなかったんだよ」
「どのくらいなの?」
「んー…容器が俺の拳くらいで、イチゴとクリームとかあったからなぁ」
「なら余裕だよ!!」
「マジで…;;」
女子のパワー、恐るべし;;