「ごめんあたし寝るね。疲れちゃった」





「うん。肩、使っていいよ」



「ありがとう」







そう言って由岐はさっきより近づいて

俺が着ていたTシャツをぎゅっと握って、
目をぎゅっと瞑った。





そんな由岐に俺は頭を撫でた。



「おやすみ」