数分後、由岐は何かに気づいたように後を振り向いた。 「?」 「ぁ…いた……。よかったぁ…」 「??」 「何でもない(笑)行こっ!!」 「??うん」 由岐から手を繋いでズンズン前に進んでいく。 「わぁ…」 暗い空間から出ると、次は短いけど 水槽のトンネルに来た。 「スゲェー」 上に大きな魚がゆっくり泳ぐ。