ちょっとだけ食べた時だった。
目の前には将くんがいて、
もぐもぐと食べていたのに
突然食べるのを止めた。
「どうしたの??」
「最近幸輔とはどんな感じ??」
「どっどんなって///」
「ちゅーした??」
机に乗り出した形でニヤニヤしている将くん。
「………///」
「ん??」
「して、…無い……///」
そぅ、もぅ3ヶ月以上も付き合ってるのに、
キスすらしていません。
でも、幸輔はそんなすんなりするような性格じゃないから不安は少ない。
あたしも手を繋ぐだけでも安心するから。
でも、………。
幸輔とキス…。
してみたいです。
正直に言ってみれば…///
「そっか」
さっきまでのニヤニヤはどこに行ったんだろう。
将くんはあたしを優しく見ていた。