「だぁーめっ!!由岐は今日午前中は俺とデート」
って言って突然登場した将くんに肩を抱かれた。
「わっ」
そして抱き寄せられてあたしはビックリした。
そぅ、あたしは随分前から将くんに誘われていたんだ。
で、あたしは幸輔にもそのことを言って了解を得て、将くんと遊ぶ事にした。
美里さんはそれを説明すると、納得して何も言わなかった。
「じゃー由岐、あと30分で行くな?」
「うん!!」
将くんと遊びに行くのは久しぶりだ。
何ヶ月ぶりだろ…。
春休みに1回行ったかな??
だったら半年以上ぶりだ!!
着替えていたらもぅ20分で、あたしは慌てて1階に降りた。
将くんはソファーに座ってテレビを見ていた。
「将くん…?」
「ん?…あぁ大丈夫か」
そぅ言ってソファーから立ち上がってあたしの髪に触れた。
「ぐしゃぐしゃ(笑)」
「嘘っ///」
「はいっ♪大丈夫!!」
「美里さん、大丈夫ですかぁ??」
「うんうん大丈夫」
「いってらっしゃい」
あたしと将くんは美里さんに見守られて家を出た。