「好きなやついるんだよ!明美は一人でも大丈夫だろうけど…佳奈には俺が必要なんだよ…」
何で…?

「佳奈のお腹の中には俺の子供がいる。」

…!?

あたしの中の何かが崩れさっていくのがわかった…。

目の前が真っ白になった…

じゃあ…あたしの中の小さな命はどうでもいいんだ…

そう思ったらとめどなく涙が溢れてきた。