-*香助

「「きゃーーー」」

うっさい。

「「落合くーん」」

なんだよ。

3年2組は...っと、
あった。
ここか。

「音木沙羅...音木沙羅...」

「あ、あのっ!誰か探してるんですか!?」

「ああ、うん。
音木沙羅って子なんだけど、いる?」

頼むからいないでほしい。

「ああ、沙羅ちゃんなら。
あそこにいます!橘さんと一緒に...」

「ありがとう。」

俺はその子に優しく微笑んだ。
そのとたん、彼女は頬を真っ赤にして
友達のところへかけていった。

きもい。
なんていったらやばいな。