4月になって俺と誠也は何とか
進級出来てまた同じクラスになる
事が出来た…｡


そんな俺に一生忘れられない出来事が春休み中に起きていた…果懍と付き合って２ヶ月.俺達は結ばれたんだ｡


初めてだった果懍は俺にしがみ
つきながら痛みに耐えていた｡


そんな果懍が愛おしくて…俺は
果てた後も果懍から離れられない…｡


俺達は抱き合ったまま深い眠りにつく…｡


次に目が覚めると俺の腕の中で
まだ果懍が眠っている｡


安心しきった果懍の寝顔を見ていると抑え切れない感情が溢れ出して強く抱きしめてしまう｡


｢…不安にさせてごめんな…果懍…大好き…｡｣


俺は思わず声に出してしまった｡


｢…私も…｡｣


眠っていた筈の果懍の声…｡


｢果懍…起きてたのか?｣


｢陸君がギユッってしてくれた
から目が覚めたの｡｣


｢ごめん｡俺のせいだな｡(笑)
果懍.大丈夫か?｣


初めてだった果懍の身体が気になる｡


｢大丈夫｡陸君…私.幸せだよ｡…ありがとう｡｣


ありがとう…果懍が言ってくれた言葉と今日の出来事は俺にとって一生忘れられない｡


｢果懍…もう不安になるなよ｡
俺達はずっと一緒だ…｡｣


｢うん…｡｣