「婆ちゃんただいま!!」


「ばぁばちゃんただいま♪
遅くなってごめんなさい!!」


「お帰り!!疲れただろ!?
さぁ早く中に入って少し
ゆっくりしな。」


婆ちゃんの言葉に甘えたい
所だけどそんな訳にはいかない。


ぐっすり眠っていた二人だったが
美羽が目覚めたのと同時に翼も
目覚め二人共がぐずり出した。


俺の陸君の時間は瞬く間に
終わりを告げる。


「婆ちゃんチビ達
腹減ってるみたい。」


「あらぁ.そうかい。じゃあ
準備しなきゃね。(笑)」


果凜と婆ちゃんは台所に
向かいミルクの準備をする。


俺はその間に二人の
オムツを交換。


まさに今…俺と果凜は
親へと戻って行く。


また当分.果凜から陸君
って呼ばれる日は来ない
だろうな…。(笑)


「翼♪美羽♪お待たせ♪
ミルク出来たよ!!
はい!!パパは翼にミルク
お願いします。(笑)」


やっぱり…パパに戻ってる。


仕方ねぇか…。(笑)


「はい。はい。(笑)」


二人がゴクゴクと音をたてて
ミルクを飲み干して行く。


「よっぽど腹が減ってた
みたいだな。(笑)」


「本当に.凄いね。(笑)」