「星野…俺.結婚するんだ。
俺も自分の命に変えてでも
守ってやりたいと思う人に
出会う事が出来たから…。」


「おめでとう!!良かったね!!
どんな人!?会ってみたいな…
また今度紹介してね!!」


「うん。でも…俺が紹介する前に
会えるんじゃないかな…。」


「えっ?」


-コンコン-


「入るぞ…。」


星野さんだ…。


「悪い…立ち聞きしてた訳じゃねぇんだけど…。」


その後…星野さんの提案に
俺と星野は驚かされる。


陸…お前に対する星野さんの
愛情に俺は羨ましく…そして
誇らしく思う。


お前の真っ直ぐで一途な
想いはたくさんの人の心
を動かしたんだ…。


「岳…。」


「誠也…久しぶり…。」


俺の突然の訪問に誠也は
驚いていた。


「突然ごめん。おばさん
から聞いて来たんだ…。
少し時間あるかな?」


「あぁ。今.桃…嫁さんが買い物に
出掛けてて居ないんだ…入れよ。」


中に入ると整頓された部屋に
白いベビーベットが置かれて
いて覗くと気持ち良さそうに
眠る小さな天使が居た。


「可愛いな…。」


「当たり前。俺の子供だぞ可愛いに
決まってんじゃん!!(笑)」


「そうだな…。ごめん。(笑)」