「梨華.お前また俺にした事を
陸にもしてんのかよ!?
お前本当に狂ってるんじゃ
ねぇのか!?」


准平が梨華を睨んでいた。


「准平.どう言う事だ?」


久志さんがタバコに火をつけながら聞く。


「コイツ.俺と付き合ってた時にも
俺の携帯勝手に見て…
女友達に'准平は私の男だから二度と近付くな,って…電話してたんですよ。
マジでコイツ最低な女ですよ。」


「梨華…陸の携帯を勝手に見て
女の子に電話したのは本当
か?何の為にだ?」

社長の問いに梨華が泣きながら
話しだした。


「好きだから…。陸の携帯が
ソファーに落ちていて…すぐに
届けようと思ったけど少しだけ
見たくて…携帯開いたら待ち受け
が女の子とのツーシヨットで…
梨華が見た事が無い陸の笑顔が
そこにあって悔しくなって…
果凜って書いてあったからその子
に携帯から電話しました。」


「なんて電話したんだ?」


「……人の男に付き纏うな私が
彼女だからって…。
私.陸の事本当に好きだったから
この女さぇ居なければ陸が私に
振り向いてくれると思ったんです!!」


「テメェ!!陸にとって果凜ちゃん
は特別な存在だったんだぞ!!」


誠也が梨華の胸倉を掴む。