仕事に戻りながらも気になって
仕方がない。
朝.作業服に着替えた時.確かに
ケツのポケットに入れたはずなのに…。
まさか…事務所のソファーに…。
前にも一度.昼飯を食った後
立ち上がるとケツから携帯が
落ちていて気付いた達也さんに
指摘された事があった。
「達也さん.すみません。
少し抜けていいですか?」
「どうした?腹の具合でも悪いのか?」
「いや.ケツのポケットに入れてた
携帯が無いんで…ちょっと事務所
見て来ていいっすか?」
「ソファーだろ。(笑)
いいよ。見て来い!!」
「すみません!!すぐに戻ります。」
俺は急いで事務所に向かう。
もし.ソファーに無かったら…。
あの携帯にはもう二度と
撮る事の無い果凜とのプリクラが
待ち受けになって残っている。
ただの携帯なら無くしても
買い替えれば済む…。
でも…果凜との思い出は
いくら金を出しても買えな
いんだ…。
「だから!!私は彼女だって
言ってんだろ!!
テメェ!!人の男に付き纏ってんじゃねぇよ!!」
ん…??
事務所から梨華の口汚い
怒鳴り声が聞こえて来た。
仕方がない。
朝.作業服に着替えた時.確かに
ケツのポケットに入れたはずなのに…。
まさか…事務所のソファーに…。
前にも一度.昼飯を食った後
立ち上がるとケツから携帯が
落ちていて気付いた達也さんに
指摘された事があった。
「達也さん.すみません。
少し抜けていいですか?」
「どうした?腹の具合でも悪いのか?」
「いや.ケツのポケットに入れてた
携帯が無いんで…ちょっと事務所
見て来ていいっすか?」
「ソファーだろ。(笑)
いいよ。見て来い!!」
「すみません!!すぐに戻ります。」
俺は急いで事務所に向かう。
もし.ソファーに無かったら…。
あの携帯にはもう二度と
撮る事の無い果凜とのプリクラが
待ち受けになって残っている。
ただの携帯なら無くしても
買い替えれば済む…。
でも…果凜との思い出は
いくら金を出しても買えな
いんだ…。
「だから!!私は彼女だって
言ってんだろ!!
テメェ!!人の男に付き纏ってんじゃねぇよ!!」
ん…??
事務所から梨華の口汚い
怒鳴り声が聞こえて来た。