「俺…お前とまたバカやりながら
仕事してぇんだよ!!」


「……本当に俺なんかで役に立つのか?」


「俺でも少しはあの会社に
貢献してるんだぜ!!
お前にも出来るよ。
分からない事があったら
俺が教えるから。」


「…お前に教わるのはヤダ…。」


「ヤダって……。お前ね…。」


「冗談だよ…。(笑)
誠也…本当に世話に
なっていいのかよ?」


「おぅ!!(笑)叔父さんに
早速.伝えとく。
来週にでも一度会社に来いよ。
お前ん家の婆ちゃん家からだと
そんなに時間は掛からないから。」


「…わかった。宜しく頼むよ。」


こんな俺でも誠也のお陰で
なんとか仕事にも就けそうだ…。


誠也には感謝しきれない位に
感謝してる。


「誠也…本当にありがとうな。」


「別に…。叔父さんに言っとくよ
バンバンこき使ってくれって(笑)
あっ.分かってると思うけど…
一応.俺の方が少しだけど先輩
だからな。俺の事は誠也さん
って呼べよ!!(笑)」


誠也が腰に手を当てて胸を張る。


「……ウゼェ…。」


「陸ちゃん?…ウゼェって…。」


「あっ.すんません。
誠.也.さ.ん…。(笑)」


「いいねぇ…その響き。(笑)」


「調子に乗んなバーカ。(笑)」