その瞬間、私の体に
なんとも言えない
衝動が走った。
それを私は恋だと
勘違いしていたの
かもしれない。

何メートル先からでも
聞こえるんじゃないか
ってくらいよく通った
明るい声。
自分で立てているのか
寝癖なのかは分からない
けど短い髪は立ってた。
男の人にしては細い体。
背は180センチくらいは
あるように見える。
黒いスーツがよく似合う。