「めぐ、大好きだよ。」
肩に置かれた手。
私の目を覗きこんで微笑んだ。
私の大好きな笑顔。
大好きな、人。
ねぇ、三橋くん。
あなたら、信じてもいいよね…?
「私も、大好き…」
そう答えるか答えないかの殺那、
唇に伝わる、熱。
三橋くんの柔らかい唇が、私の唇に重なった。
私は三橋くんの首に手を回し、
それにこたえるように、三橋くんは深い深い口付けをしてくれた。
後ろには、キラキラと舞い上がる色とりどりの花火。
私たちを祝福するかのように、
夜の空を染めていた。
―END―
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…