「あれ、どこ行ってた?トイレにしては早いね~」
  「うん、あはは~」
  あー恥ずかしい・・・ゲーセンに行こうとして先生に見つかりそうに菜って
  戻ってきたなんでいえないし・・・はぁ、情けない。

   
  「・・・ハァ。」
  「24回目ぇ。」
  「もぅ・・・バカヤロー・・・」
  「9回目ぇ。」

  帰りのバスの中、私はため息とグチだけを吐き続けた。何がおもしろいのか
  ユリアはため息とグチの回数を数えているそれも本を読みながら・・・。
   それにしてもまぢつまらなかった。足痛いし・・・。

  「えー今日は雨のため、キャンプファイヤー中止して、キャンドルサービスしますー」
  ・・・めんどくさいンですけど・・・。
  まぢ楽しくない。
  「ああ・・・帰りたい・・・」
  こうなったら夜行列車で帰ろうかな・・・漫画今日発売なのに~・・・
  「ユカリ・・・その気持ちはよ~くわかる。でも私らには夜があるじゃないか!
   部屋でお菓子パーティ開催しようではないか!」
  モエのこの心強い言葉で私の心は何とかもちこたえた。そう、そうだよ、夜がある!
  たくさんリュックに入っているお菓子を食いまくろうではないか、みんなで!
   「じゃあ、お菓子パーティ参加する人ぉー!」
   『YEAHー☆』

  よかった・・・友達がいてくれて・・・。お菓子は持ってきちゃいけないんだけどね。