KEIちゃんの 容態は 好転する事なく そのまま

みるみる間に 消えて逝って しまう



りょうさんは 凹みようは 半端なかった

仕事は して いたが。

髪を 切れず

いつも KEIちゃんに やって もらってただよ。

板場は 清潔第一にも 関わらず 長髪を 後ろで 結ぶように なって いた。


お客さんにも 冷やかし半分 注意もされた。

しかし どーしても 切れずに 一年あまりが 過ぎて行き

ふと 美容院に 入り 髪を 切る事に する りょうさん そこは 同級生のやっている 美容院で

その日は KEIちゃんの誕生日だった …