それでも りょうさんは さとちゃんの事は 忘れたつもりでも 忘れられるものではない。 さとちゃんの 躯を引き寄せ 抱きしめ 激しく 唇をすいよせる。 嫌いで 離れた訳じゃない 二人の魂は 大きく揺らぎ 激しく 躯を求め合い 獣のように がむしゃらに 貪りあった。 。