「お願い、後で」
「分かった。
絶対だぞ」
恥ずかしそうに見つめて、
調理にかかる梨結の頬に軽く『ちゅぱ』っと音を鳴らしてキスをして、寝室に行った。
いつもに増して静かに冷たい空気が漂ってる。
ふわりとカーテンが揺らされて、締めようと窓に手をかけたが閉まらない。
何故だ。
不思議な感覚になり
「梨結、ちょっとこっち来てくれないか」
いつもとは、違う、雰囲気で呼んだ。
なんだろう、言わされてる感覚になり、ぞっとするように輝は、感じた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…