「…うん…」



「俺も…凜花が髪切ったの見て、かなりショックだった」





俺への当て付けって言われたっけ…




「似合わない?」


「いや、似合う。俺もイメチェンしようかな…」




陵弥がイメチェン?


どんなになんのさ…





「凜花…俺ともう離れるなんて考えるなよ」





陵弥の言葉に涙が出た。



「ばーか。泣くな」




っとに。




ばーかって直ぐ言うんだから。




ゴシゴシと涙を拭って。





あっそうだ!





「陵弥…明日から衣替えじゃん?私、朝寄るから」





「いいけど…?朝から…ヤっちゃう?」





バコッ




「ってーなぁ冗談だろ」






私は近くにあった雑誌で叩いてやった…
スケベ!



陵弥が言うと冗談に聞こえないじゃん。






「明日の朝のお楽しみ」




って指を立てて首を傾げた。