「最初、岬ちゃんとつき合いだした時にまだ元カノと切れてなかったんだよ、それがバレてモメたって…」
「それっていつ頃?」
土屋に聞かれて、ヒノケンはえー…と考えながら答えた。
「去年のクリスマスぐらい…で、年明けて岬ちゃんは留学したんだよ」
「留学って…何で?」
土屋の疑問にずっと黙っていた直人が口をあけた。
「本格的にダンスしたいっつって…学校辞めて」
「それで妊娠して里帰りしてきたって事か…てか、ダンスは?(笑)」
「さぁ…でも子供は絶対産みたいからスクールは休学するって」
せっかく夢も休止してまで産むと言っていたので、決意は相当固いようだ。
「そーなんだ…相手の男のこと、相当好きなんだな」
「………」
直人は黙っていたが、ヒノケンは急にひらめいたように手を叩いた。
「てか、相手の男、外人?!」
「…みたい」
"多分ね"、と付け加えた。
「そいつ、いま日本きてんの?!」
「いや、そんな事は言ってなかったけど…」
直人は少し考え込むように腕をくんだ。
「それっていつ頃?」
土屋に聞かれて、ヒノケンはえー…と考えながら答えた。
「去年のクリスマスぐらい…で、年明けて岬ちゃんは留学したんだよ」
「留学って…何で?」
土屋の疑問にずっと黙っていた直人が口をあけた。
「本格的にダンスしたいっつって…学校辞めて」
「それで妊娠して里帰りしてきたって事か…てか、ダンスは?(笑)」
「さぁ…でも子供は絶対産みたいからスクールは休学するって」
せっかく夢も休止してまで産むと言っていたので、決意は相当固いようだ。
「そーなんだ…相手の男のこと、相当好きなんだな」
「………」
直人は黙っていたが、ヒノケンは急にひらめいたように手を叩いた。
「てか、相手の男、外人?!」
「…みたい」
"多分ね"、と付け加えた。
「そいつ、いま日本きてんの?!」
「いや、そんな事は言ってなかったけど…」
直人は少し考え込むように腕をくんだ。